暇人のボディ工房

 

 なんか知らないですが、やたらとRCカーのボディばっかり増えてます。おかげでRC予算がみるみる減って行きます・・・(悲)。ってな訳で、RCネタの一つとして、変な事やった記録をここに記します。同じような事やろうと思っていた人のヒントにでもなれば幸いです。
素材 PRO−LINE製 Lamborghini Gallardo 



塗装色

タミヤカラー(ポリカーボネート用) PS−3 ライトブルー
タミヤカラー(ポリカーボネート用) PS−1 ホワイト

 ある日、ネットのニュースを見て衝撃を受けました。最速のパトカー、イタリアに登場!それは・・・ランボルギーニ・ガヤルドのパトカーでした。POLIZIA(イタリア国家警察)カラー(?)に塗装されたその姿にしばし見惚れる。カッチョエエ・・・。単純な私は、すぐさまRCボディにガヤルドがある事を利用し(っていうか、使ってた)、いつかこのカラーリングでボディ塗装(但し、RCカーね)をしようと決断。

 因みに実物には、勿論パトライトが装備されます。が、そこまでやる技量は無いので、サクッと省略(汗)。また、実物にはリアスポイラーは装備されないのですが、RCカーの場合、リアのグリップ命なので、無塗装(透明状態)でリアスポイラーを装備しました。

ステッカー

プリンター ALPS MD−1300
使用リボン 紙用ブラック、紙用シアン、紙用マゼンタ、紙用イエロー、特色ホワイト
シール用紙 サンワサプライ のび〜るシール(透明フィルム) (品番:JP−TA09ST)

STIKA STX−7 (カッティングシート作成用)

 勿論、POLIZIAガヤルドのステッカーなんぞ存在しません。となれば自分で作るしかない!幸い(?)RCオリジナルカラーリング工房界(?)の中では必須とされるアルプス電気のMDプリンタを所有しているので、ハード面では問題ありません。データ作りに3日、印刷に1日かかりましたが、予想以上の出来に満足です。但し、印刷面が非常に弱い(通常のステッカーのように擦って空気を抜くような作業はできません)ので、貼り付けには神経を使いました。但し、ここで大失敗をした事に気が付きます。シール用紙の選択ミスです。ボディ形状に馴染ませる為に伸びる素材を使いましたが、貼りなおしをしようと思ってステッカーを引っ張ると・・・ビロ〜ンと伸びてしまい、使い物にならなくなります。よくよく考えてみれば、貼る面はほぼ平面。普通の透明シールにすれば良かったと思いました。

 ステッカーは印刷面が弱い為、ボディの内側から貼りました。その為、塗装前にマスキング&ステッカー貼りをします。それと、印刷時に鏡像印刷して画像を反転しておきます。これを忘れると悲劇ですね(笑)。高いシール用紙が無駄になります。カラー印刷が終了したら、特色ホワイトで”アンダーコート”です。裏から白打ちしておく事により、後行程でボディ色をスプレーしても、白くしたい部分がハッキリと残せます。この特色ホワイトによる印刷は、MDならではですね。

 マスキング作業の手間を省くために、ストライプ部分はカッティングシートでマスキングシートを作成しました。ウィンドウ部はボディに付属していたので、そのまま使用します。サイド部のラインは、大きい上に形状が複雑だった為、通常通り現物合わせでマスキングしました(黄色のマスキング部分)。

途中行程


マスキング終了状態。これからステッカーを貼ります。ステッカーに対して用紙(A4サイズ)が大きかったので、万が一失敗した時の事を考えて(笑)、2台分印刷しました。


ステッカー貼り終了。ボディ内貼りなので、塗装前にステッカーを貼ってます。白インクが印刷できると、格段に作業が楽になりますね〜。


塗装完了状態。これで完成!・・・と思っていたのですが、冷静になってみると、窓枠がハッキリせず寂しい。どうしようか悩んだ結果、裏からペイントマーカーで窓枠部分を塗ってしまう事に。 結果、全体的に引き締まって仕上がりが1ランクアップしました。


 

 

 

 

素材 HPI製 LOTUS ELISE(190mm) 

塗装色

タミヤカラー(ポリカーボネート用) PS−46 偏光パープル/グリーン
タミヤカラー(ポリカーボネート用) PS− 5 ブラック(裏打ち用)

 実車では日本ペイントさんが発売しているMAZIORA(マジョーラ)カラーのRC版ですな。RCショップで見かけて面白そうだったので、塗ってみました。選んだのは本家マジョーラのイメージカラーであるパープルとグリーンの組み合わせです。他に偏光ピンク/ゴールドってヤツもあったのですが、こちらは別の機会にって事で(汗)。
 まず、普通にボディの裏からPS−46(偏光パープル/グリーン)を吹きます。ここで大概の人は驚くでしょう。塗れてない???と。私(というか、実際に塗装したのは奥方)もビックリしました。やたらと色が薄いのです。かといって一度に大量吹きすると失敗するので、気長に重ね塗りをします。塗り重ねていくうちに薄っすらと色が付きだした事に気が付くでしょう。が、それも光の当たり方によって見えたり見えなかったりするので、相変わらず塗れているのかどうか判断できません。という訳で、私(というか奥方)はスプレー1缶使い切るまで、ボディ全体にまんべんなく塗りました。が、それでも相変わらず薄い(気がする)。塗り始めよりは色がついてきた気がしますが・・・。本当にコレで良いの?
 と、心配しつつも説明書き通りに、更に裏からPS−5(ブラック)を塗ります。すると・・・おぉ、スゲェ!ちょっと感激します。まさしく玉虫色!無事に偏光カラーボディの完成とあいなりました。

カットライン

 TB−02にマウントしようとすると、ホイールベースが合いません(ボディ側の基準カットラインとなるホイールベースが、TB−02のホイールベースより短い)。どうしようかと悩みましたが、フロントタイヤは舵取りの為に色々と動くので、フロントを優先してホイールアーチをカット。リアのホイールアーチは、本来のカットラインからはズレてカッチョ悪いのですが、しかたありません。タイヤの位置に合わせてカットラインを変更しました。

電飾

ヘッドライト  タミヤの変なキット(300円くらい?)
ストップランプ OP114 レーシングストップランプユニット

 ヘッドライトは説明書きの通りに配線するだけ。問題はボディにどうやって固定するか。あれこれ悩みましたが、グラステープで貼り付けるだけになりました(笑)。ま、なんとかなるでしょ(不安)。幸い、このボディにはヘッドランプ部が別ピースとして用意されている為、立体感がキチンと出るし、ライトを貼り付けるのに好都合でした。ひょっとして電飾用ボディだったりして・・・?

 一方、ストップランプはというと・・・コレが困りました。キットに付属のマウントは平坦で広い面がある事を前提にしているので、ELISEには合いません。ヘッドライトと同様にグラステープで固定・・・とも考えましたが、空中にグラステープで固定するのは不可能に近いので却下。
 悩む事10分余り。最近組み立てたM−03Lシャーシで余ったブラベアリング(ボールベアリングに交換した為必要なくなった)が目に留まりました。サイズを確認すると、1150のプラベアの孔がLEDの径にピッタリ。という訳で、プラベアに両面テープを貼り、中央部をくり抜いてボディへ貼り付け。そして、LEDをプラベアの孔に差し込んでコードをグラステープで固定。なんとかスッキリと貼り付ける事ができました。

 全体はこんな感じ。ウィンドウ部に転がってるのはコネクター。