福島県二本松ICから15分くらいの所にあるサーキット。本業は”ゑびす高原牧場”で、他に西コース、北コース、南コース、峠コース、ドリフトランド、モトクロスコース等、色々なコースがあり、更にサファリパーク(東北サファリパーク)まであります。走る以外にも楽しめる所なので、なかなかお奨めです。

ところで本題の東コースですが、一周約2キロ、高低差67m、最大勾配14%(2リッター・ターボ車であっても、3速でスピードキープがやっとの超登坂)の過酷な条件となっており、昔は未舗装のダートコースで、日産自動車がラリー車の開発に使用していたという、歴史ある(?)コースです。ダートコース時代は今とは逆周りで、14%の急勾配を急降下するレイアウトだったそうな・・・オソロシヤ。



高低差があるコースで、登りはストレートのみ、と言いきれる程のダウンヒルコース。と、言う事は、ブレーキに大変厳しいコースという事ですね。最低でもブレーキバットとブレーキフルードは熱対策されたものを装備したいところ。以前、R32、R33GT−Rが昇天したのを目撃しました。S字コーナー、第一ヘアピンの進入、そして最終コーナーの進入は慎重に。無事が一番。

アップダウンが激しく、山道で馴らした走り屋クンにはもってこいのコースだと思います。けっして走り屋クンではない私も、お気に入りです。私の友人の一人で、下りのS字コーナーが病みつきになり、筑波サーキット(みたいな平らなコース)は、もう走れないとか言っている変わった人もいます。

2ヘアピンの様子。
奥にかすかに見える1ヘアピンはブレーキにとても厳しいポイント。 この後に右奥へと続く減速しながらの高速下りコーナーも怖い。

最終コーナーからホームストレートへの急勾配。上りきった時に感じる、一瞬の浮遊感は、このコースならでは。

 

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